体験講座や基礎講座を開催していて、思考の見直しをスタートする受講生さんが増えていることがとてもうれしいです。
最近ではおさらい会の開催もしているので、より実践的なご質問をいただくこともあります。
あ〜それあるよね!とわたし自身も過去に引っかかっていた内容だったので記事にしてみました。
- 『思考の学校』オンラインや体験講座を受講していて理解できない部分がある
- 思考のしくみを聞いたけれど正直ピンときていない
- 過去に『思考の学校』関連のイベントやセミナーを受講したっきりになっている
上記の方々が「そういうことだったのね!」と止まってしまったところから進んでいけるヒントになればと思っています。
わたしが過去に疑問に思っていたこと
もう5年近く前のことになりますが、初めて『思考の学校』の体験講座を受けた時に疑問に思うことがたくさんありました。
もうそれは本当に挙げればキリがないくらい細々したことに疑問が湧いてきて、話のポイントを掴めなかったくらいです。
例えば…
私たちは1日に6万回(〜10万回)も思考しているといわれています。
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どうして6万回ってわかったの?どうやって数えたの?
記憶に残ってなかったとしても今までに思考したものが潜在意識に全て残っているそうです。
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見えてないのになんでわかるの?誰がそれを発見したの?
このアファメーションで良い思考をためていきましょう。
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その言葉がどこにどう影響していい結果をもたらすの?
め、めんどくさい…
挙げたのは一部ですが、言われること言われることに過去のわたしは“?”を思っていました。
でもこれ、決して噛み付いたり斜めに見ていて信じていないからイチイチ突っかかってたわけではないのです。
純粋に“すごい!”“どうして?”“なぜ?”と興味があるからこそ知りたかった思いでした。
その体験講座から数年ブランクがありつつも、今年認定講師になったいまのわたしは当時のわたしがつまづいていたことを言語化することができるところまできました。

私が知りたいこと ≠ 講師が教えていること
わたしの中のなぜなぜ坊やが出てくると頭はその疑問でいっぱいになります。
けれど、『思考の学校』の体験講座やYoutubeチャンネルの動画ではわたしの疑問に回答してくれるものはありません。
なぜかというと、ゆき先生をはじめ講師の皆さんが教えていることはそこではないからです。
電車を例にしてみます。
多くの場合、電車は目的地に向かう手段として利用する乗り物ですよね。
ではその電車はどうやって動いていますか?どんな仕組みで運転されていますか?
わたしはわかりません。知ろうと思ったこともありません。
けれど電車には乗れますし、目的地まで利用することができます。
思考のしくみもこれと同じだな〜と思いました。
わたしの知りたいこと
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電車の動く仕組み、運転の仕方、鉄道会社の組織やスポンサー含め運営体制
『思考の学校』で伝えていること
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・駅のある場所
・切符の買い方やSuicaなどの交通系ICカードの使い方
・目的地までの乗り換え方法
・とにかく最速で目的地に行ける新幹線や特急電車もあれば、ゆっくり鈍行列車で行くなどの選択肢
思考のしくみを電車で例えるとこのような感じでしょうか。
つまり、
電車がどうやって動くのかを知っても電車に乗って目的地へ行くことはできないのと一緒で、思考のしくみを知識で理解しようとしても現実を変えることとは別だということです。

大切なポイント
それは、わたしが知りたい!と思ったことを知っても現実を変えられないということです。
ですが残念ながら思考のしくみに触れたばかりの頃のわたしはそれがわかりませんでした。というより、現実を変えるのは知識ではなくて実践と気づきのくり返しだと腑に落ちたのはこの半年ほどでしょうか。
いま振り返ると、ポイントのずれたところで疑問がいっぱいあったので、教わったワークやアファメーションなどをやっても素直に実行できておらず、気づいたら続かなかったりやっててもしっくりこなかったり…ということばかりでした。
せっかく自分の人生を変えたい!と思って『思考の学校』にご縁あって出会ったのにわたしと同じ理由でつまづいて進めなくなっている人もいるかもしれませんね。
当時のわたしにいまのわたしが言ってあげたいことは、
「この疑問にしっかりと答えてもらわないと信用できない…とか思ってないで素直になってやってみな!」
これに尽きると思います。なんやかんやいって、自分が変わるんじゃなくて都合よく現実だけを変えたかったんですよね。
もし、あなたが昔のわたしのように“なぜ?なぜ?”と足が止まっているならば、電車の例えを思い出して
「いま私は電車の乗り方で悩めてる?もしかして電車の動く仕組みを知りたがってる?」
とご自分に聞いてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。