今回の記事は私も過去に引っかかってしまい、
『思考の学校』の考え方が納得できなかった
思考の捉え方についてよく聞かれることを
ピックアップしていきます。
- 心理学に長けている
- 波動や引き寄せの法則を学んで実践している
- スピリチュアルなことが好き
などの方々は『思考の学校』の思考のしくみを
耳にした時になんとなく抵抗感があったり、
時に頭が混乱したりしませんか?
よく捉え違いをしてしまうこの件について
丁寧に解説していきます!
思考はなくしたほうがいい、悪モノ?
わたしは過去に心理カウンセラーとしての
活動をするにあたって心理学を学んでいた時期がありました。
『思考の学校』の講師養成講座に参加する以前の話です。
その時に得た知識として、
“思考は理性的なもの”
“感情は感性的なもの”
それぞれに特徴があり、現代人は理性に偏りすぎて
感じることを封じている傾向にある
それは、感性を優先していると
現代社会の流れとそぐわなくなり
社会生活がままならなくなったり、
感じるセンサーが優位になり過ぎていると
ストレスなどのネガティブも感じやすくなり
生きていくのが辛くなっていくから
でも、
理性>感性 でい続けてしまった弊害として
何が楽しいかわからない
なんのために生きているのかわからない
“好き”や“夢中になる”ってどんなだったかわからなくなった
といったことが起きている
だからこそ理性的である思考ばかりを
使って生きることをやめて、
感性的である感情を蘇らせていこう
といった内容がありました。
(おおよそのイメージです)
感性を閉じて思考ばかり使っているから
思考を止めていこう、
思考しない方がいい、
というフレーズをよく見聞きしたものです。
わたしも当時はそう信じて疑わなかったので、
「また感覚よりも頭で考えた答えにしてしまった〜」
「ハートの声より頭の声を優先してるかも…」
なんて反省を日々していたこともありました。

『思考の学校』でいうところの【思考】とは?
では、『思考の学校』で定義している思考とはなんでしょうか?
無意識のうちに考えていること(自分でも気づいていない) 意図的に考えていること
どちらをもひっくるめて思考と定義しています。
過去、心理学を勉強していたわたしからすると
思考=顕在意識
という認識だったのですが、
『思考の学校』では顕在意識も潜在意識もひっくるめて
思考として扱っています。
ここが大きな捉え方の違いですね。
思考と感情の違いを説明せよ
次に気になってくるのは、
「思考と感情は別のもの」と思ってきたわたしにとって
ゆき先生(宮増侑嬉先生)はどうして思考と感情を
一緒くたに考えているの?ということでした。
「思考した、こう感じたって見えないものだよね。
その見えないものにはっきりとした区別ってあると思う?」
直接お聞きした時の回答に面くらったのを覚えています。
た、確かに…
言語としての定義としてわたしの中で
“こういうのが思考”
“これは感情”
となんとなく思ってきたけれど、はっきりと違いを明確にできません。
わたしにとっての思考は誰かにとっての感情に
分けられることもあるでしょうし、逆もまた然りです。
これは思考、これだったら感情、
とやっていること自体がそもそもジャッジですよね。

これは思考?それとも感情?
心理学にどっぷりだった時のわたしは
「これは思考かな?それとも感情かな?」
と思ったこと感じたことふと気づいたことなどを
とにかくカテゴライズしたがっていました。
そこには、
思考か感情どちらかに振り分けられるものと
信じて疑わない信念があったからです。
(これがジャッジですね)
時に過去のわたしのように
思考なのか感情なのか仕分けがわからない…
という方には以下のような例えをしています。
「眠いなぁ〜」
「お腹空いた!」
これ、思考なのか感情なのか明確に区別ありますか?
このような思考ともいえるし感情ともいえるような
もっといえば言葉にならない非言語の感覚も含め
私たちは日に何万と出てきては消え…をしています。
『思考の学校』ではそれらのものを
思考と総称しているだけなのです。

思考が現実化するなんて嘘だ!と思っている人へ
「“億万長者になる!”って思ってても現実は変わらず…
だからどんなに思考したって現実化しない」
そう思われる方もいらっしゃると思います。
(まさしく過去のわたしなのですが)
きっとそうおっしゃる方は思考=顕在意識という
認識なのだと思います。
それを否定するつもりはないのですが、
もし『思考の学校』でお伝えしている思考のしくみに
ついて見聞きした時には
この記事でお伝えしている思考というワードの定義を
思い出していただけたらとても嬉しいです。
もし、思考=顕在意識という定義でいたら
ゆき先生の本のタイトルはこうはならないですよね。

あなたの現実をつくっている原因を知るには
心理学でいわれていることなどをこの記事では
簡潔に文章で説明する関係上、かなり極端な
例になっている部分があることをご了承ください。
『思考の学校』の認定講師たちが開催している講座では
四角四面な解説をするだけでなく、受講生さんたち
それぞれがどんなことを感じているのかも聞きながら
丁寧に思考のしくみをお伝えしています。
案ずるよりも産むが易し!
何かやどこかでご縁のあった『思考の学校』は
体験講座などにお気軽にご参加いただけます。