昨夜は、
『思考の学校』の先輩・上級認定講師の山田りさちゃんの
手帳の会に参加させていただきました。
昨年販売されて手帳としては異例の発売前から重版がかかった
「全方位からHAPPYになる手帳2025」は各月に読み物と
書き込み式のワークがあり、講師さんそれぞれが
手帳の会を開催しています。
わたし、みなちゃんも「HAPPY手帳の会」をおさらい会の中で
開催していますが、先輩講師さんの会に参加させていただいたり、
同期と一緒に書き出したものをお互いシェアしたり…
一人でもできるワークですが、書いたものを誰かと一緒に
こう書いたよ〜
あ!それもいいね!
とシェアすることがとてもすばらしい時間だと感じています。
今ではそう感じているわたしですが、『思考の学校』について
まだ認識が浅かった頃には
なぜマンツーマンの個人セッションじゃないの?
ってずっと思っていました。
手帳のワークを例に、『思考の学校』が大事にしている
グループで思考を見ていく大事な意味をお伝えしていきます。
シェアタイムが大事な理由とは
2月の手帳のテーマは【大好き】
参加者の皆さんと書き出したことについて
シェアするのって自分が掴みきれてない
思考を見せていただけるからとても大事な時間です。
誰かが発表してくれたことを、
「へぇ〜この人はそれが大好きなのか〜
(私は興味持ったこともないけど)」
と思うのが一般的ですが、
思考のしくみでは〈相手は自分〉と捉えてみる
という不思議な考え方をします。
現実は100%自分の思考を材料にしてできあがっている
という思考のしくみからすると、
誰かが言っていることもたまたまと思う見聞きしたことも
全て自分が意識的でも無意識にでも思ったことや
感じたことなどの過去の集大成が目の前の現実になっている
ということになります。
だから自分とは全然違うな〜と思う人の意見も、
自分では認識できていない過去の自分の思考を
見せてもらっている、という考え方になります。
嫌なあの人のことも〈相手は自分〉と思えるか?
2月の手帳のテーマのように、
大好きなものや人や場所というポジティブな話題だったら
「まぁもしかしたら私もそれ好きなのかなぁ」
と受け入れやすいかもしれませんが、
ネガティブなことも同じく
〈相手は自分〉と思えるかがポイントになってきます。
これがね、
なかなかすんなりいかないんですよね。
え〜絶対私はあの人のようなことは言ってない!していない!
と思うのが普通の反応だと思います。
- あの人が嫌な人だから私にこんなことしてくる!
- あの人に常識がないから失礼なことをされた!
- たまたま運がなかったからこんな目に遭ってしまった…
沸きたってくる思いもあるけれど、
(煮えたぎるような思いの時もね)
一旦わきに置いておいて、
- その人にどれだけ怒ってるか
- ガッカリさせられたか
- 軽蔑するくらい関わりたくないと思ったか
その思いをまずは、
それは〈良いこと/悪いこと〉と決めつけずに
「そんなに腹が立ったんだね」
「あの人を軽蔑したんだね」
と自分の思いを認めるところからがスタート、といわれています。
まずはシェアタイムで実践
上記のように、
日常生活の中で腹立たしいことを言ってきたり
困ったことばかりやってくれる人に対して
〈相手は自分〉といきなり見ることはむずかしいかもしれません。
だからこそ、『思考の学校』の講座ではグループ開催で
他の参加者の方のシェアも聞く、自分も話す、
という時間がふんだんに取られていて
いわば練習の場になっています。
講座内で当たり前のようにできてくると、
日常の中で起きるイラっとしたことやモヤっとしたことにも
応用していきやすくなりますし、【本音ワーク】も
取り組みやすくなってくるのではないかな
と個人的には感じています。
以前はタイトルのように思って生きてきたわたしも
今ではシェアタイムからの気づきをたくさんいただけて、
思考の見直しがどんどんスムーズになってきています。
自分の意見をいうことに抵抗がある…
という方もいらっしゃるかもしれませんが、
周りの人のためにも想いを語ってみてくださいね。
結果的にそれが一番ご自分のためになっていきますよ!